金木犀の香りに“秋”を感じて・・

2019年12月5日

実家側の庭にでると、目の前を飛ぶ虫の姿。
「ミチシルベ」とも呼ばれる、色鮮やかな『ハンミョウ』。
私の目の前を飛んでこんなところに止まっていました。
(写真があまりきれいではないけど、分かるでしょうか・・)

なぜかハンミョウは、ちょっと飛んでは止まって・・と繰り返す。
近づくと足元から飛び立ち前方へとまることから
『ミチシルベ』とか『ミチオシエ』と呼ばれるらしいですね。

ハンミョウを初めて見たのも、夫の実家の庭。
何この虫?と思ったら、そのころまだ幼稚園のおじょぴー1号(←虫博士)が
「あ~ハンミョウ」と名前を呼んでいたのを聞いて知った。
赤・青・黄色・など、その鮮やかさを見て驚いたのを覚えています。
(子供の頃、虫もたくさんいた田舎の祖母の家に住んでいたのに
 「ハンミョウ」はなぜか知らなかったのデス)


そして、庭の奥からいい香りが。。
庭の奥にある金木犀です。
まだつぼみばかりで、ほんの少ししか咲いていないのに
かなり離れている玄関まで香りが届いています。

なんだかほっとする「秋の香」ですね。

10月。
ほんとうに涼しくなりました。

夏を終えて冬を迎えるまえの「秋」という季節は
冬を越えて「春」を迎える、あたたかい心地よさとはまた違った
なんともいえない、情緒を感じます。

そういえば「今年は秋がないらしい」なんて聞きましたが
金木犀の香りに、ちょっぴり冷たい風。
やっぱり、季節は秋となりましたね。