2011年3月 砥部焼 窯元めぐりへ

2019年12月5日


3月22日に福岡は桜開花宣言。

11日の震災。東北地方の衝撃的な出来事に
春を楽しむ気持ちにもなれずにいましたが
日一日と春は訪れているのですね。

このたびのことがあって
予定していた18日からの砥部に行くことも躊躇しましたが
やはり、私が今できることを一生懸命にやることが
大切なのだと思うようになりました。

小さな頃から絵を描くことやものづくりが大好きで
その時間は自分を一番表現できるときでもありました。

デザイン科の短大に進んで
グラフィックの仕事を始めて間もなく
結婚して専業主婦となったのは23歳のとき。

友人がデザイン関係の仕事をするなか
私は家事・子育ての毎日。。

夫の実家が砥部焼を扱う和食器店ということもあり
子育てをしながら、少し手伝いをしていた時期もありました。
また、母の介護も経験しながら
主婦という立場だったからこそ得たことがたくさんありました。

きっと「モノ作り」に携わる仕事に就くだろうと思っていた私ですが
結局「ものを作る方」と「お客様」との
橋渡しをさせていただく仕事をするようになったことは
私にとって大切な役目をいただいたと感じています。

こんなことを考えながら、18日の夜に出発してフェリーに乗って
21日まで砥部に行ってまいりました。

「砥部工房からくさ」でお世話になっている窯元さんだけでなく
今回は新たに2件の窯元さんにおじゃましました。





『山中窯さん』と『楊貴窯さん』については・・
また次回にご紹介させていただきます。